近場を一回りして、交換したブレーキホースのチェックを行いました。
締結トルクが不安だった金属パイプの所は大丈夫でしたが、、、
リアブレーキキャリパーの所から
ブレーキフルードが滲んでいました。
さらにマスターシリンダー下の
アルミワッシャーを使用した所からも滲んでいました。
両方とも非純正のワッシャーを使用した所です。
BMW純正銅ワッシャーのサイズは 外径13.3mm 内径10.3mm 厚み0.8mm
非純正銅ワッシャーのサイズは 外径14.95mm 内径10mm 厚み2.0mm
実測してみると、非純正銅ワッシャーの厚みはBMW純正の2倍以上あります。
BMWは
”ブレーキホースユニオンボルト締結トルク 6-8N クライマー本より”
となっていますが、ホンダでは
”ブレーキホースボルト締結トルク 2.5-3.5kgm ホンダサービスマニュアルより”
(古いマニュアルなのでトルクの単位がkgm。換算すると24.5-34.3NM。)
となっています。
ボルトのサイズは同じハズですが、オートバイメーカーにより差がありすぎます。
BMWキャリパーのワッシャー当たり面が少し盛り上がっているのは確認したので
薄い純正ワッシャーを使用した時のトルクは6-8Nだと判断、
今回厚いワッシャーを使用した所はトルク不足だったのではと思い
9Nで増し締めしてからフルードを水で洗い流しエアブローで乾燥後、様子見としました。
予備として純正銅ワッシャーを購入して、
BMW規定トルクの1.5倍になる14N以上に締めても
漏れが止まらなかったら交換する事にしました。
最終的にはフロントマスター下12N
リアブレーキキャリパーは14N締結でフルード漏れが止まりました。
リアブレーキラインにエアーが噛んでいるようなので
再度ガソリンタンクを外して
ABSユニットからもエア抜きを行いました。
フロント側のニップルと高さが同じなので
レンチが当たってしまい作業効率が悪かったです。
11MMのオフセットレンチがあれば快適にエア抜きが出来たかなと思います。
ガソリンタンクを外す時に
オーバフローパイプを外すのですが、
引き抜くときに苦労したので
今後の脱着を楽にするために
シリコングリスを塗布しました。
フロントブレーキホースがフォークアウターとこすれるので
φ12のスパイラルを100mmに切断して被せました。
ヘッドライトともこすれているのですが、
ホース全体にカバーが被っているようなので
こちらは放置しました。
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