フロントタイヤ交換

2017/7月

リアタイヤの交換が完了したので
フロントタイヤ交換に入りました。

フロントホイルを外す前にブレーキキャリパーを外す必要があるのですが
ブレーキフルード抜かないとブレーキピストンが戻らなく
キャリパーを外すのが困難だったので、キャリパー固定ボルトを緩め
キャリパーを捻ってピストンを押し込みつつ
11MMのメガネレンチでニップルを緩めてフルードを抜きました。


抜いたフルードがかなり変色していました。

前回交換は 2016/5/14 32114km
約1年2か月経過、2000km走行。
マスターシリンダーの窓からでは
変色している様には見えなかったのですが。


ブレーキキャリパー外す前に
パッドを外す必要があります。
キャリパーを固定し、パッドピンのクリップを外して
ピンポンチでパッドピンを打ち抜くのですが
この時に細いサイズを使わないと
最終的に斜めにハマって抜けなくなります。

このR1100Rにはキャリパー外側に突起があるので
内側のパッドから外します。
パッドのクリップ固定リベットが突出しているので
ピストンをかなり戻さないと外れませんでした。



忘れないうちに
メーターケーブルを外しておきます。
フォーク下のクランプボルトも外します。





キャリパーを外しました。
ブレーキホースに負荷が掛からないように
ビニール紐で吊るしましたが
キャリパーの自重で下がってしまいました。
吊るし方に一考の余地ありです。


フロントシャフトのロックボルトを外すとシャフトは打ち抜けます。
シャフトを回転する必要は無いです。
右側キャップ、左側メーターギアの落下紛失に注意しました。

フロントタイヤも真ん中がかなり減っていました。

外したホイルと新品タイヤをタイヤ屋さんに持ち込み
入れ替えをしてもらいました。
リアタイヤ同様にバランス取り無し、
タイヤ処分料込で1000円でした。



フロントシャフトには白いグリスが塗布してあったので
シリコングリスだと思われます。
フロントシャフトのグリスを拭って、
本田純正マルチパーパスグリスを塗布し
メータギアの位置を合わせて組付けました。


ブレーキパッドの角を削り


ブレーキピストンの当たり面に
シリコングリスを塗布して組み付けました。





ホイルを組付けた後は平行出しが必要との事なので、
「BMW BIKES ARCHIVES VOL.1」の199ページを参考にして
地面に木片を配置して段差とし、車両を押してもらい段差を超えたらそのまま維持
左側クランプボルトを22Nで締結、
ロックボルトの締結指示は30Nですが、
手持ちのトルクレンチでは適応トルクが得られないので
25Nで締結し様子見としました。



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